「K-POPアイドルって素敵!」
「オルチャンファッションって可愛い!」
「韓国ドラマはおもしろい!」
近年、若者から年配の方まで、韓国というのはカルチャーを通して、より身近になってきましたね。
ところで、韓国ドラマなどで、登場人物が
「オットケヨ!」
と慌てているシーンを見たことはありませんか?
オットケヨという韓国語はどんな意味?いつ使うの?
「難しいハングルの仕組みとかではなくて、大まかな意味や使い方が知りたい!」
今日は、そんなあなたに、韓国人の母を持つ私が、ぶっちゃけを挟みながら、わかりやすく解説していきたいと思います!
オットケヨという韓国語の意味
オットケヨとは、「どうしましょう」という意味です。
ヨが最後につくのは、基本的に丁寧な言い方なので、街中やドラマでは
「オットケ~?!」(どうしよう~?!)
といった砕けた言い方で聞くことが多いかもしれません。
私の母は慌てた時や、怒っている時、よく自覚なく韓国語を使っていますが、「オットケ…!?」はよく聞くフレーズの1つです。
自主的に韓国語を勉強している私と違い、韓国語は何となく覚えている、という程度の兄達ですら覚えているフレーズなので、実際に韓国の日常生活で使う頻度の高い言葉なのだと思います。
ちなみに、怒っている時にいつも言うフレーズというのもあるのですが、相当汚い言葉のようで、韓国の親戚の前で「お母さんは怒ったらいつもこう言うよ」と真似をしたら「あの子は…」と、あきれていました。(母の口が悪いのは昔からのようです…)
2つのオットケがある?!
実は、オットケヨには、発音や表記が微妙に異なる仲間がいます。
先ほど紹介したオットケヨは【어떡해 オットケ】→どうしようという意味のものです。
それとは別にもう1つ【어떻게 オットケ】→どうやって、どのようにという意味のものがあります。
一見、意味が微妙に違うだけのように見えますが、ハングルでの表記も微妙に違うことがわかります。
「どうやって使い分けるの~?!」と混乱してしまいますよね。
そのへんのあれこれについて、わかりやすく説明します。
オットケヨ(韓国語)を使いこなそう!
では、このオットケヨという言葉は、生活の中で、どう使うのが自然なのか?
日本語でも、【意味は一緒だけど、言い方が違う、または言い方によってニュアンスが変わってくる】ことってよくありますよね。
それと同じで、韓国語にも、方言があったり、相手によって使い分けたり、様々な言い方があります。
(韓国では、目上の人を立てる、という文化が日本よりしっかりと根付いています。ですので、相手によっては、言葉遣いは好感度に直結する、非常に重要な要素になってくることが多々あります。)
どちらのオットケを、どのような場面で、どのように使うのか、いくつかの例文と一緒に見てみましょう!
【어떡해 オットケ】→どうしよう
・실수하면 어떡해?(シルスハミョン オットケ?)…雨が降ったらどうしよう?
・혹시 실수하면 어떡해?(ホクシ シルスハミョン オットケ?)…もし失敗したらどうしよう?
・너무 좋아해서 어떡해!(ノム チョアヘソ オットケ!)…好きすぎてどうしよう!
【어떻게 オットケ】→どうやって、どのように
・어떻게 가면 돼?(オットケ カミョンデ?)…どうやって行けばいい?
・어떻게 생각해?(オットケ センガッケ?)…どのように思いますか?
・어떻게하면 잘됩니까?(オットケハミョン ジャルデビニカ?)…どうしたら上手になりますか?
こうして例文を見てみると、【どうやって、どのように】はHowの意味合いがより強い、ということがわかります。
どっちのオットケ?迷ったら
説明を聞いても
「なるほどわからん!」
と思った人もいることでしょう。
ぶっちゃけたことを言ってしまうと、両方たいして違いはないのでひとくくりで覚えてしまって大丈夫だと思います。
私は学生の頃、毎年夏休みになると1ヶ月ほど韓国の親戚のところへ泊まりに行っていましたが、少なくともオットケの違いで困ったことは一度もありません。
「どうしよ~」と思うことがあった時は、「オットケ~?」(どうしよ~?)と言っていれば普通に通じました。
間違えてしまっても、「あぁ、まだ少しミスがあるんだな」くらいで流してもらえるし、そもそも韓国語を喋っている、という時点でめちゃくちゃ喜ばれます。(愛国心の表れなのでしょうか?)
というか、韓国人にも違いがよくわかってなかったりして…?
日本人が必ずしも皆日本語を使いこなせるわけではないですよね。
それと同じで韓国人だからといって、皆がこの違いをわかっているとも限りませんし…実際私の母親に聞いてみましたが、やはりよくわかっていませんでした。
韓国語に限らず、外国語を習得したい時に大切なのは間違えてもいいからガンガン使うことです。
細かいルールやニュアンスの違いなどは、ガンガン使って場数を踏んでいるうちにわかってきます。
もちろん、
「きちんとした韓国語を勉強して、きちんとした韓国語を喋りたい!」
という熱心な人もいると思いますが、初めから完璧な人はいないので、こうやってあえて間違えながら覚えていく方が案外近道かもしれませんよ。
オットケヨ(韓国語)は便利な言葉
先ほども書きましたが、困った時は「オットケヨ~?」と言っていればだいたい合っているし、通じてます。
便利というか、汎用性の高い言葉ですよね。
実家では、日常会話に簡単な韓国語を交える遊びのようなものが突然始まる時があるのですが、やはり「オットケヨ~」「オットケ!」の登場率は高いです。
余談ですが、兄たちの最も得意な韓国語は「オンマ ヨントンチョンジュセヨ~」です。
「お母さん、お小遣いください~」という意味なのですが、母も例にもれず韓国語を使われると喜ぶ人間なので効果てきめんで、若干多めにもらえることが多いです。
親子で韓国語に関心がある場合は、コミュニケーションの一環として使ってみると話が弾むと思いますよ。
ちょっとおもしろい?よく使う言葉
オットケヨ以外の、よく使う言葉の中から私が個人的に面白いなと思ったものを少し紹介します。
この機会にぜひ覚えてみましょう!
・【맞아맞아 マジャマジャ】(そうそう) なんか魔法の呪文みたい…。
・【알았어 アラッソ】(わかった) 日本語の「あっそ」みたいで覚えやすい!
・【가방 カバン】(かばん) なんと!日本語と同じ!
かばんの他にも、韓国語と日本語で同じ発音をするものは結構あるんですよ。
(高速道路、調査、~氏など)
オットケヨ(韓国語) まとめ
・【オットケヨ】は基本的に【どうしましょう】という意味で使う
・微妙に異なるオットケもあるが、気にせず使っていこう!
・オットケヨは便利で汎用性が高い言葉
・外国語を習得する近道は、間違えてもいいからとにかくガンガン使うこと!
自分が覚えた言葉が、ドラマで使われていたり、歌詞に出てきたりするのを見つけた時の興奮と喜びは言葉に代えがたいものがあります。
私の実家では、母国を懐かしんだ母が常に韓国ドラマを流していて、私も何を言っているのかはよくわかりませんでしたが、何となく眺めていました。(母は字幕がいらないので基本的に字幕無しでした)
しかし、私が韓国語を本格的に勉強し始めてからドラマを見てみると、とてもおもしろいではありませんか!
私の場合、ドラマを普段から見ていたことで、発音もマスターしやすく、「発音上手いね!」と褒めてもらえることもよくありました。
ドラマをみる、というのも語学習得への近道の1つかもしれませんね。
新しいことを覚えるのはいつでもワクワクドキドキするものです。
オットケヨの使い方がなんとなくわかれば、勉強がもっと楽しくなること間違いなしです!
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