臨月近くなると粘液栓というドロッとしたものが出てくることがあります。

これを「おしるし」と言っている方も多く、おしるしが出たから陣痛がもうすぐくるのでは!!と焦ってしまいますよね。

 

しかし、粘液栓とおしるしは別物です。

そこで、今回は臨月時の粘液栓についてご紹介します。

臨月に粘液栓!陣痛がくる!?粘液栓っておしるし?

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臨月にドロッとしたものが出ることがありますが、これを粘液栓と言います。

これをおしるしと勘違いし「陣痛がくるかも!?」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか?

しかし、粘液栓とおしるしは別物なのです。

 

そこで、まずは粘液栓とおしるしの違いについてご紹介します!

粘液栓とは?

粘液栓とは、妊娠中に子宮頚部にある透明なゼリー状のかたまりです。

手でつまめるくらいの粘度があり一見「おりもの?」と感じる方が多いでしょう。

 

羊水と同様に、出産の準備が整うまで、外界から赤ちゃんを守る役割を担っており、出産間近になると、子宮口が広がり、粘液栓が排出されます。

粘液栓が排出されるということは、「出産の準備が整った。いつ出てきても大丈夫だよ」というサインになります。

 

粘液栓は無理に排出してしまうと感染症のリスクを高めてしまいますので、焦らず自然に出てくるのを待ってください。

おしるしとは?

一般的に知られているおしるしとは、予定日が近づいてきたときに見られるサインです。

ピンクまたは茶色の粘り気のあるおりもので、子宮頚管の血管が破れたことを表しています。

おしるしの場合は、色が付いていますので粘液栓よりわかりやすいサインかもしれませんね!

 

正常なおしるしは、妊娠37週~42週未満までの生産期に表れるもので、少量の血液が混じっています。

おしるしが出る量は個人差が大きく、まったく出ない方もいれば生理くらいの量が出る方も。

 

もし、37週以前におしるしのようなおりものが出た場合や、明らかに出血している感じであればすぐに受診するようにしましょう。

粘液栓とおしるしの違いは?

粘液栓とおしるしについて解説してきましたが、「じゃ、粘液栓とおしるしはどう違うの?」と思いますよね。

 

粘液栓とおしるしは、どちらも粘液であるということは共通して言えるのですが、粘液栓は数回にわたって排出されるゼリー状のかたまりであるのに対し、おしるしは血液が混じった分泌物という違いあります。

 

また、おしるしは出産がもうすぐであることを意味するのに対し、粘液栓はそろそろ出産が近づきつつあるということを意味しているのです。

臨月に粘液栓!陣痛がくる!?こんな粘液栓は要注意!

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正常の粘液栓は透明のゼリー状のもので、甘酸っぱいなどニオイが強くなる傾向にあります。

 

しかし、中には要注意な粘液栓もありますので、「おかしいな…」と思うような粘液栓が出た場合は先生に相談しましょう。

痒みを伴い、ポロポロ状

粘液栓がカッテージチーズのようにポロポロとしていて、強い痒みや腫れ、熱感などを感じた場合は、カンジダ膣炎の可能性があります。

生臭いニオイ

膣内に存在する常在菌が、妊娠中の免疫力低下によって異常に繁殖するための、粘液栓のニオイが魚の腐ったような生臭いニオイを発します。

また、灰色でサラサラ状になる場合も多く、このような粘液栓が見られたら細菌性膣症の可能性があります。

血が混じっている

これは粘液栓ではなくおしるしの可能性が高いでしょう。

胎児を包む卵膜が剥がれることで起こりますので、出産間近というサインです。

不正出血

血が混じっている粘液栓がダラダラと続く場合は、常位胎盤早期剥離などの可能性があります。

臨月に粘液栓!陣痛がくる!?粘液栓以外の出産の前兆

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粘液栓は、出産の準備が整った時に排出されるものというのは先ほどご紹介しましたね!

出産の前兆は粘液栓だけではなく、他にも様々な前兆があります。

胃がスッキリする

妊娠後期になると、赤ちゃんが大きくなるため胃が圧迫され常に苦しい状態になるのですが、出産が近づいてくると、赤ちゃんの頭が骨盤の位置まで下がってきますので、胃が子宮の圧から解放されます。

ですので、今まで感じていた胃の圧迫感や不快感が消えてスッキリしてくるでしょう。

胎動が弱くなる

妊娠中期になると、赤ちゃんはお腹の中でよく動くようになります。

その度に、ママやパパは赤ちゃんが誕生する楽しみが増してきますよね!

 

しかし、出産近くになってくると胎動がピタッと止まるのです。

一瞬「大丈夫!?」と心配になってしまうママもいますが、心配ありません。

 

出産が近くなると、赤ちゃんの頭がママの骨盤内に固定されるので、赤ちゃんの動きが制限されてしまうため胎動が弱くなるのです。

 

出産に近くになって胎動が弱くなってきている場合は、心配するようなことはなくもうすぐ会いにきてくれるサインなんだ!と考えてくださいね!

頻尿になる

妊娠した時点で頻尿になる方も多いですが、出産近くなるともっと頻尿になるでしょう。

理由としては赤ちゃんがママの骨盤内に入っていくので膀胱が圧迫されるからです。

前駆陣痛が起きる

出産が近づくと、子宮の収縮間隔や持続時間が不規則になり、痛みの小さい陣痛が起こることがあります。

これを前駆陣痛と言います。

 

前駆陣痛が始まるとすぐに本当の陣痛がくると思う方も多いですが、個人差が大きく、前駆陣痛から出産まで数日かかる方もいるでそう。

恥骨が痛む

ママの骨盤内に入った赤ちゃんの頭によって恥骨が圧迫されると同時に、リラキシンというホルモンも分泌され左右の恥骨を繋いでいる恥骨結合という部分がゆるみます。

その結果、恥骨に痛みを感じるということがあります。

おりものが増える

赤ちゃんが産道を通る時におりものが潤滑油の働きをします。

そのため、出産が近づくと膣内分泌物の分泌量が増え、結果、おりものの量が増えるということになるのです。

臨月に粘液栓!陣痛がくる!?粘液栓が出てから陣痛までの時間

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粘液栓が出てから陣痛がくるまでの時間は個人差があり、出産の数週間前からダラダラ出る方もいますし、粘液栓が出てからすぐ陣痛がくるという方も。

 

ただ、出産予定日の数週間前に粘液栓が出て粘液栓がなくなってしまうのではないか?と心配になるかもしえれませんが、一切心配するようなことはありませんので安心してください。

 

粘液栓が出産予定日の前に出始めたとしても子宮頚部は、子宮口を保護し感染を予防するために粘液を作り続けています。

 

粘液栓が出てこなくなったとしても赤ちゃんはしっかり守られていますので、安心して出産までゆったりした気分で過ごしてください。

粘液栓やおしるしが出たら速やかに出産準備を!

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粘液栓は、出産の準備が整ったサインで、おしるしは出産の時期が近付いているというサインです。

 

個人差があり粘液栓やおしるしが全くない方もいますし、粘液栓やおしるしが出たからといってすぐに陣痛がくるとも限りませんが、どちらもいつ出産してもいい状態であることには違いありません。

 

粘液栓やおしるしが出ない方も出た方も、臨月近くになってきたらいつ陣痛がきてもいいようにしっかり準備をしておきましょう。

主な準備品としては

 

  • 生理用ナプキンやおりものシート
  • 外出の際は替えの下着を持ち歩く
  • 臨月に入り、粘液栓やおしるしが見られた場合はいつ陣痛がくるかわからないので、自宅で安静にしておく
  • 母子手帳
  • 入院するための日用品や書類

以上です。