常に生活をしていて一人くらいは苦手な人っていませんか?
または家族でも近しいからこそ嫌なところばかりに目が行ってしまいがちになっていませんか?
それでも本当なら相手のいいところに目を向けたほうが、家族でも恋人でも友達でも職場や学校で接する人たちなど、あらゆる人間関係を円滑にできますよね。
ですが、それを頭では理解していても、自分も感情がある人間なのでいいところだけを見ることなんてできませんよね。
それでもたった一つでも良いところを見つけられれば考え方が変わるのではないでしょうか。
だけど長所を見つけ出すのって結構、難しいことですよね。
特に苦手な相手に対しては良い印象を持っていないので尚更です。
そこで今回はより良い人間関係を築く為にも相手の長所の探し方をご紹介していきます。
またこの長所の探し方は自分の長所探しにも当てはめることができますので、自分の良いところを探している人も是非、参考にしてみてください。
相手の良いところの例:自分でも他人でも共通する探し方
まず初めに自分でも他人でも共通する長所の探し方から説明していきます。
どんなに嫌いな人でも悪いところばかりではなく、必ずいいところの一つはあるものです。
なので例え苦手意識のある人でも、相手の長所を探し出すことができるはずなのです。
そしてそれは他人だけでなく自分自身にも当てはまる事です。
やること自体は単純なことなのでまずは一つ長所を探す為の取っ掛かりにしてみてください。
人に褒められたことを思い出す
これは純粋に褒められているので、長所ですよね。
例えば…
「いつも綺麗に片付いているね」
「よく気が利くよね」
このように他人が認めてくれていることは立派な長所です。
人との会話を思い出す
何気ない日常会話の中からでも良いところを見つけることができます。
例えば…
いつもよく食べるよね=沢山食べれるのは健康な証拠
言葉に飾り気がないよね=素直
一見何でもないようなことが一つの長所だったりもします。
好きだったこと、嫌だったことを思い出す
実は長所と短所って置き換えができるってご存知ですか?
要するに悪い所をポジティブに変換してしまえということです。
例えば…
掃除好き/少しでも汚れていると口うるさい=綺麗好き
一度やり始めると没頭する/物事に対する指示が細かい=物事に対して誠実に取り組んでいる
このように自分の好きな事や相手にされて嫌な事も前向きに考えてみると長所になります。
相手の良いところの例:自分の長所を見つけるには?
今度は自分自身の長所の探し方を考えてみましょう。
自分の事を考えることなんてあまりありませんよね。
自分に自信がない人は「こんな私なんて…」と否定的になってしまい、本来なら上手くできるはずのことも失敗してしまいます。
他人でも自分でも良いところを一つでも多く見つければ日々の生活がしやすくなるはずです。
自分の良いところが見つかれば、自信にも繋がりますので意外と重要だったりします。
自分の言動を振り返る
例えば…
毎日何かの習慣がある=継続する力がある
相手の事を考えて行動する=優しい
意外と毎日の生活の些細なことからでも長所は見つかるものです。
自分の癖を思い出す
例えば…
決まった場所に物を戻す=整理整頓ができる
5分前行動をする=時間をしっかり守れる
このような当たり前のようなこともちゃんとした自分の良いところなのです。
相手の良いところを見つけるには?【例】
それでは次に相手の長所を見つけるにはどのようなことをすればいいのかを説明していきます。
相手の長所が分かれば、その人をただの苦手な人としてではなく、長所に関して尊敬の対象として見ることができます。
「この人のこういう所はすごいな」と思えるのです。
苦手な人と話すのは嫌なことだと思いますが、少しでも尊敬できるところがある人だったらどうでしょうか?
多少、嫌なことがあっても「こういういいところもある」と
気持ちを切り替える事や少しだけ優しい気持ちになれたり、前向きに物事を捉えることができますよね。
それによって嫌な気持ちや否定的な考え方が緩和されるのではないでしょうか?
思い込みや先入観をなくす
「過去にこんなことがあったから」とか「こんな噂があるから」と周りの話を鵜呑みにするのではなく、今そこにいるその人を見るようにしましょう。
実際に話してみたら噂は所詮噂であって実はとても良い人だった、なんてよくある話ですよね。
人に関する噂はあくまでも噂です。しっかりと自分の目で見て会話をして判断しましょう。
積極的に相手と関わる
例え苦手な人でも長所を見つけようと積極的にその相手と関わることです。
嫌いだからと、避けていてはいいところは何も見つかりませんよね。
ただの世間話でもいいので少しでも会話をすれば相手の長所もみつかるはずです。
相手の長所を見つけることは自分の長所探しにもなる
他人の長所をうまく見つけ出そうとすると、「長所を見つける力」を養うことができます。その力が身につけば、他人よりも遥かに関わりの深い自分自身の長所なんて山ほど出てくることでしょう。
相手の長所を見つけることは、そのまま自分の長所を見つけるためにもなるのです。
「人間色んな人がいるのだからどんな人にも必ず長所は存在する」
このような考え方がとてもシンプルですが大切なのだと思います。
そして同時にそれは自分自身に対しても言えるはずです。相手の長所を見つけながら、自分自身の長所も見つけることで、お互いに尊敬し合えるような、やさしい人間関係が構築できるととても良いですよね。
嫌な相手でも強引にいいところを探して見つけてみると
「あれ、思っているほど悪くないかも?」と意識が変わるのだそうです。
相手の良いところの例【長所の見つけ方を教えます】 まとめ
このように自分や他人の良い所を多く探せれば人生が楽しくなってきませんか?
指導が厳しかったり、礼儀に細かい人は、実は教えてくれている親切な人なのです。
そういう見方ができるように、普段から癖をつければ対人関係が築きやすくなるのではないでしょうか。
以下、まとめです。
- 相手の嫌な所はポジティブに変換してみる
- 日常からでも良いところは見つかる
- 些細な事も大事な長所になる
- 良い所を見つければ気持ちが優しくなれる
この人のこういうところ苦手だなぁ、と嫌なところを見つけるよりも、いいところを見つけることのほうがずっと大切で心が豊かになります。
嫌な所・駄目な所は大目に見る、もしくは見て見ぬ振りをして、良いところや自分にしてくれることや自分にとっての価値などを想い出せれば、もっと人付き合いがしやすくなるのではないでしょうか。
相手のいい所や自分にしてくれたことなどを繰り返し想い浮かべることで、自分の中の相手に対する考え方が変わります。
人にはそれぞれ必ず長所があります。それは他人でも自分でも同じです。
短所ではなくまずは長所を見つけられる、そんな人になれると世界観が変わって楽しく過ごせそうですよね。
そんな豊かな人生が送れるように長所探しをしてみましょう。