「今日は仕事に行きたくない…」
「学校で苦手なマラソン大会がある…」
「家から出たくない…」
「今すぐ熱を出す方法はないの?」
誰でも、そう思うときってありますよね。
私も小学生のころ、学校のマラソン大会が嫌で、どうにかあがいた記憶があります。
冷水をかぶる?人ごみに出かけてウイルスをもらってくる?でも事前準備がいるし、効果がでるまで時間がかかる!
明日ではなく、今すぐ熱を出したい!
今日は、そんな今すぐ熱を出したいときに必見な、安全かつ確実な方法を紹介したいと思います。
身近なもので試せる!今すぐ熱を出す方法3選
熱を出すために危険をおかして、大事になるのは避けたいですよね。
ということで、今回は安全なものをまとめてみました。
カイロを使う
カイロといえば、寒い季節の強力な助っ人ですよね。冬の間家に常備している家庭も多いのではないでしょうか。
微熱程度におさめたいなら、カイロをしばらく挟んでから体温計で測ればバッチリです。
(高熱を演出したい場合は、カイロを挟んだまま測るという手もありますが、高くなりすぎないよう調整する必要があるので、上級者向けかもしれません)
この方法のおすすめポイントは、おでこに手をあてて測る相手や、おでこで測るタイプの体温計にも使えるところ!
事前におでこをカイロでしっかりあたためておけば、微熱程度にならごまかせますよ。
カイロがない場合でも、蒸しタオルで代用可ですのでぜひ試してみましょう。
体温計の先を布で摩擦する
体温計の先についている銀色の部分を、とにかくこすりまくる!
すると摩擦で体温計が勘違いして、熱が出たみたいに数字が高くでます。
こすりやすいし、体温計も摩擦熱を感じやすくなるので、布がおすすめです。
ただ、ちょっと疲れるかも…。体力に自信のある人はお試しあれ。
口で測る
通常体温計は、脇に挟んで測りますが、口で測るという方法もあります。
口は脇よりあたたかいので、微熱まであともう一押し!という場合にはおすすめです。
ただし、「口に入れるのはちょっと…」と抵抗のある人にはハードルが高い方法ですよね…。
(ちなみに私は潔癖症なので、この方法はNGなタイプです)
昔小説で、主人公が親に隠れて、冷めかけのお湯を入れたマグカップに体温計を突っ込んで熱が出たと嘘をつく場面を読んだことがあります。
体温計を口に入れるのが嫌な人は、このマグカップに突っ込む方法で試してみると良いかもしれません。
より高い数字を!という人は、事前にあたたかい飲み物を飲んでから測ると、効果抜群ですよ!
どの方法も、簡単で、安全かつ確実なので、試してみる価値あり!
完全に人目がない状況なら、運動して一時的に体温を上げるという方法もあります。
熱にこだわらないのなら、前の晩にヤクルトを大量に一気飲みしてお腹を下すのも手かも…。(私はこの方法で、小学生のころマラソン大会を回避したことがあります)
絶対ダメ!今すぐ熱を出す危険な方法
・醤油を一気飲みする
・頭を激しくふる
熱を出す方法で、このような方法を聞いたことがありませんか?
実はこれらは、とても危険なのです!
醤油を一気飲みするのは、戦争中徴兵を逃れたい人々が実践していたということで有名かと思います。
しかし、醤油の致死量は、体重50キロの成人の場合で140~1250ccということなので、人によってはコップ一杯で死に至る可能性があります。熱以外にも、嘔吐、下痢、頭痛、発熱などの症状が出るので、熱を出したいだけなら割に合いませんよね。危険だし、こわすぎます。
醤油を飲むなんて想像しただけでヒエー!と思ってしまいますが、試した人はある意味度胸があるのかも…。
続いて、頭をふって熱をだすという方法ですが、熱を出すためには、相当頭をふらなくてはいけません。
これも、危険だし、そこまで頑張って頭をふるくらいなら絶対他の方法の方が早いし効果的だと思います。
脳みそは豆腐より柔らかい、とも言いますから、扱いにはじゅうぶん注意したいところです。
このように、熱を出す方法の中には、いくつか危険なものもあります。
命に係わる場合もあるので、絶対に試さないようにしましょう!
(危険ではないですが、玉ねぎの輪切りを脇に挟む、という方法もあるようです。正直、臭そうなので私は絶対遠慮願いたいですが…)
もっと体調不良っぽくするための裏技
「発熱を相手に伝えたら、疑わしいという顔をされた!」
「熱が出たことを、相手に信ぴょう性を持たせて伝えたい!」
そんな時に使える裏技を2つ紹介しますので、体温とダブルで相手に働きかけていきましょう。
電話で体調不良を伝える時はブリッジすべし!
「ブリッジってあのブリッジ?」と思った人もいるかもしれませんが、そうです。背中をそらせて手と足で体を支える、例のあれです。
体勢がきついので、自然と苦しそうな声が出て、相手に体調不良が伝わりやすくなります。
とはいえ、「ただでさえブリッジができるかどうかすら怪しいのに、そのまま電話なんて…」という人が大半かと思います。ちなみに、私も最後にブリッジしたのは小学校での体育なので、多分でできません。
そこでおすすめしたいのが、背中に椅子を挟んでブリッジする、という方法です。
椅子の上に背中を乗せれば、体を支える手足の負担もグンと減り、体勢も安定します。
社会人になってからは、会社で上司に面と向かって体調不良を訴えるのが気まずくて、会社に行く前に電話をして休む旨を伝えることの方が多い、という人も多いと思うので、電話をする際はぜひ試してみてください。
(家族と暮らしている人は、きちんと隠れてやってくださいね!)
対面で伝える時はマスク&髪型をぼさっとさせるべし!
対面で伝える時にブリッジするわけにはいきませんよね。
発熱以前に別の心配をされてしまいます。
対面で伝える時は視覚から攻めましょう!
体調が悪い人ってどんな感じだったか思い浮かべてみると、なんだか髪がぼさっとしていませんか?
少なくともきっちりセットしてある人よりは「何かあったのかな?」と思われやすいです。
これは私が実際高校時代に使っていた方法なのですが、ロングヘアだったので髪をおろし、少しぼさっとさせ、マスクをして口数少なく先生に体調不良を訴えれば、心配して早退させてもらえていました。
ダメ押しでぼーっと目の焦点をなるべく合わせないようにすると効果アップでしたよ。
(保健室で保険医の目の前で体温を測らないといけない時には「普段の平熱が低くて…36度いくこともめったにないんです」と言ってごまかしていました)
今すぐ熱を出す方法 まとめ
安全にかつ確実に熱を出すなら、この3つがおすすめ!
- カイロを使う
- 体温計の先を布で摩擦する
- 口で測る
相手に伝える時は、ブリッジするか、マスク&髪をぼさっとさせると効果アップ!
危ないので、醤油を飲んだり頭をふるのはやめよう!
学校、塾、会社、気の乗らない集まり…。
生活の中で、「あ~今熱出たら帰れるのにな」と思うことって、意外と多いんですよね。
私は学生時代サボりの常習犯だったので、欠席と早退で出席日数が足りなくて留年したこともあります。
私個人としては、さすがに留年するまでや会社に居づらくなるまで休めとは言いませんが、忙しい現代人の私たちには、もっと適度に休みがあってもいいのではないのかな、と思ったり…。
適度に休んで、もっと毎日肩の力を抜いて過ごせるといいですよね。