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「キレる」はフェイタンというキャラクターを象徴しています。

普段、訛り言葉を話すフェイタンは、キレると中国語のような言語を話すのです。

 

作品内でキレたのは1度だけ。

それまで謎に包まれてたフェイタンが、キレたことで新たな1面を見せました。

それ以来、フェイタンに関する考察をたくさん見かけます。

 

私は「キレる」という感情がフェイタンの能力のカギだと思うのです。

 

フェイタンは物静かで冷徹。

キレやすいタイプではないですが、1度キレると周りが見えなくなり手が付けられなくなる特徴があります。

 

キレた途端に自分しか理解できない言語を話すのは、

周りが見えていない、周りを気にしていない裏付けです。

 

それはフェイタンの能力「ペインパッカー」と「ライジングサン」を表しているように感じます。

 

それでは、フェイタンと「キレる」の関係性に注目していきましょう。

フェイタンがキレる時のセリフについて【中国語?】

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フェイタンの訛り

「ワタシ、ヒソカ嫌いね」

「なぜ団長アイツのワガママ許すか?」

 

このようにフェイタンは中国人のような訛り方で話します。

訛りがあるということは、少なくても10歳頃までは地方か海外にいた可能性が高いでしょう。

 

フェイタンはキレると、普段と全く異なる言語を流暢に話します。

普段話している言葉が第2言語だと解釈した方が自然ではないでしょうか。

 

また、現時点でこの言語を話したキャラクターはフェイタンだけです。

 

その後、中国大陸をモデルにしたと思われるカキン帝国が登場し、

フェイタンはカキン出身なのでは?という考察もあります。

漢字のような文字は造語

フェイタンがキレたとき、漢語と思われる言葉がフキダシに書かれていました。

「中国語?」と勘違いする人が多かったです。

 

ネットで調べた結果、中国語にはこのような文字は存在しないとわかり、

作者の造語だと判明しました。

 

この他にもハンターハンターには「ハンター文字」が登場します。

作中に出てくるお店の看板や本の表紙など、全ての文字がハンター文字で書かれています。

 

日本語の五十音にあてはまる文字が作られているので、

覚えてしまえば実際に読み書きすることが可能です。

 

これも作者の「冨樫義博」先生が考えたものです。

 

このように「いかにもありそう」な文字やルールを作ることを、

作者自身が楽しんでいる節もあります。

フェイタンの声優はセリフを逆から読んでる【アニメで判明】

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フェイタンがキレた直後「クソが」「調子に乗りやがって」と発言していますが、

これをアニメで「がそく」「てっがやりのにしうよち」という風にアフレコしているのです。

 

これを本当の言語のようにスラスラと発声していた、

声優の「山口勝平」さんの演技力には本当に驚かされました。

 

そして面白いことに、この前の週に逆さ読みの伏線が貼られていたのです。

 

次回予告で、ゴンとキルアが言葉を逆から読む「逆さ読み」で遊んでいて、

その中に「ヒントは逆さま」というセリフがありました。

 

この次回予告もあり、「フェイタンの言葉は日本語を逆さから読んでいる」と多くのファンに知られるようになりました。

原作での設定は?

コミックスにはフェイタンの母国語の読み方が書いていなかったため、

この逆さ読みが原作からの設定なのか、アニメオリジナルのものなのかは不明です。

 

いずれにしても、とても面白いアイディアだと思います。

「キレる」がフェイタンの能力に関係してる【ペインパッカー】

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フェイタンが初めて自分の能力を使った際に、

「痛みを返すぜ」「もうちょっと私にダメージ与えてたら、もっと楽に死ねた」

と発言しています。

 

そのため、フェイタンの「ペインパッカー」は自分が受けたダメージに応じて、

威力が高くなる能力だとわかりました。

 

ペインパッカー発動時にフェイタンが受けていたダメージは、

左腕骨折と、腹部にオーラを当てられた衝撃で少々吐血した程度のものです。

 

戦闘を見ていた仲間が「ボノレノフと変わるか?」と促すほど、

フェイタンが追い詰められた状況でした。

しかしそれは、左腕が使えないハンデが大きいからという印象。

 

ダメージだけで考えたら、せいぜいHPの半分程度といったところでしょうか。

少なくとも致命的なダメージではないと言い切れます。

 

自分のダメージを相手に返す能力ですが、

受けたダメージに対して、発動する能力が強すぎる点に違和感を覚えました。

 

フェイタンの能力は「キレる」という感情と関係があるのではないか?

と考えたわけです。

 

念能力にはいくつか原則があり、その中に「制約と誓約」と呼ばれるものがあります。

強い能力を習得するには相応のリスクを背負わなければならないルールです。

制約と誓約

わかりやすく例えるなら、

 

制約:これから一生涯お菓子とジュースを口にしない。

誓約:破った場合は一生痩せない体になる。

リターン:理想の彼氏と付き合える。

 

といった感じでしょうか。

 

「ハイリスク・ハイリターンだからよく考えて決めろ」と、

忠告しているシーンがありました。

 

これをフェイタンの能力に当てはめていきます。

 

制約:自身のダメージとペインパッカーの威力を比例させる。

(明言されてませんが、無傷の状態では威力が限りなく低くなるか、能力が発動できないと思われます。)

 

誓約1:ペインパッカーに使用制限を設けることで、必然的に自分が不利になる状況を作る。

誓約2:能力を発動させるため「痛み」に耐える必要がある。

 

リターン:ペインパッカーの威力が向上する。

 

正直、そこまでキツい縛りではないように思います。

 

確かに戦闘序盤ではペインパッカーを発動できませんし、

ダメージが蓄積された状態では、スタミナやスピードといった体術面が鈍くなるでしょう。

 

しかし、自身の体力の半分程度までダメージを受けたらフェイタンの勝ちです。

 

ペインパッカーにはいくつか能力があるようで、

作中で明かされたのはその中の1つ「ライジングサン」

 

周囲を灼熱に変える、太陽のような高エネルギー体を発生させます。

余程熱に特化した防御能力でなければ「人間」では耐え切れないほどの凄まじい威力でした。

 

しかも推定で半径数十メートルにまで熱を及ぼしており、

本人はその能力に対して「持続時間が短く、熱もやや弱めだった」と言及しています。

 

つまりフェイタンのライジングサンは、

発動条件を満たせば勝利が確定する「一撃必殺」の能力です。

 

その文字通り「必殺」の能力を発動する条件が、

「ある程度のダメージを負い、その痛みに耐える」では釣り合ってないと思いませんか?

 

そこで更に「制約と誓約」による縛りを設けていると考えました。

ここからは私の考察です。

キレる性格とペインパッカー

フェイタンは、キレると周りが見えなくなる性格であることがわかっています。

自分の周囲に仲間がいたにもかかわらず、広範囲技のライジングサンを発動したのですから。

 

そして、フェイタンがキレていることに気付いた仲間は一目散に退避しています。

これは「キレる」がペインパッカー発動のカギになってる証明ではないかと思うのです。

 

フェイタンに敗北したザザンは傲慢で、自分のことを「女王」と呼んでいます。

相手を見下す性格で、高笑いし、フェイタンを「ボウヤ」と煽っているシーンもありました。

 

フェイタンの対戦相手に、ザザンという「最高にイラつかせる性格」を選んだのも、

フェイタンをキレさせる作者の意図が見えます。

 

ライジングサンを発動する直前の経緯はこのようになります。

 

・フェイタンが左腕を折られる。

・それを見たフィンクスが「フェイタン、ボノレノフと変わるか?」と声をかける。

・フェイタンがキレる。

・ライジングサン発動。

 

これで「ダメージ蓄積」「キレる」2つの発動条件を同時に満たしたと認識しています。

 

フェイタンは最初からザザンに対しイラついていたと思います。

 

腕を折られたことでキレたように見えますが、

フィンクスの一言がさらに拍車をかけていることは間違いありません。

 

ザザンの性格とフィンクスの一言がなければ、キレなかったかもしれない。

こうして見ると「キレる」という発動条件は意外と厳しいように思えてきます。

 

フェイタンの格闘はザザンに対して全く通用していなかったので、

ペインパッカーが不発だったらフェイタンは負けていたでしょう。

フェイタン=ポートオの性格

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フェイタンは拷問好き

フェイタンは幻影旅団の中でもかなり残虐な性格をしています。

拷問して情報を吐かせた描写がありました。

それは他のメンバーから同情されるほど凄まじいものだったようです。

 

ゴンが旅団に対して怒りをあらわにした際も、

大人しくさせるため爪をはぎ取ろうとしていました。

 

拷問を得意とするということは、

自分が拷問にかけられた際の対策を用意するのも自然です。

 

それがペインパッカーではないでしょうか。

 

実際、拷問対策にはかなり適した能力です。

拷問とは「死なない程度に極度の苦痛を与える」行為ですから。

 

「キレる」という前提が必要なものの、

フェイタンは拷問にかけられることをかなりの屈辱と捉えそうです。

 

意外なことに、フェイタンは規律を守り集団行動を優先する性格です。

 

団員や旅団に対して愛着があるのかは定かでありませんが、

「最優先されるのは旅団」と発言し、フィンクスと共に行動することが多く見られます。

他の団員とも良好な関係を築いています。

 

フェイタンが初登場した際に、秩序を乱すヒソカを「嫌い」と発言。

同時にヒソカのワガママを許している団長への不満をあらわにしました。

 

フェイタンとヒソカは同じ変化系能力者で似た者同士なのですが、

その点においては真逆だと感じます。

 

ヒソカは気まぐれで嘘つきで、どこにも属しませんから。

 

集団行動を重んじる性格から、

拷問対策のペインパッカーを編み出したとも考えられます。

フェイタンとキレる:まとめ

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キレた時にフェイタンが話す中国語のような言語は、

やはりカキン帝国に関係していると私は思います。

 

フィクションに登場するステレオタイプの中国人キャラクターを、

作者流にアレンジされたのがフェイタンだからです。

 

フェイタンは「家族?何それ?」と作中で言っているので、

物心ついた時から1人で生きてきたのだと推察します。

フェイタンは自分の誕生日を知りません。

 

普段は集団行動を重んじている反面、キレたら周りのことなどお構いなしになる性格は、

そういうところから来ているのでしょう。

 

それは能力にも表れていて、

その能力は自身が得意とする拷問にも深く関係しています。

 

「ペインパッカーはキレてないと使えない」という私の考察が正しければ、

キレると周りが見えなくなる自覚を持っているでしょう。

 

変化系は気まぐれ。

 

旅団最優先で動くフェイタンですが、キレたら旅団がどうでもいい存在に変わる。

そういう移り気なところはヒソカと類似しています。

 

だからこそ同族嫌悪するのです。