暑い夏に必須のスポーツドリンク。
汗をかくと体内の塩分濃度が下がるため、
水ではなくスポーツドリンクが良いと言われています。

 

そういった意味では
スポーツドリンクを飲むことは大事ですが、
一方で飲みすぎると体に良くないという話も聞きます。

 

そこで今回は、
アクエリアスをはじめとするスポーツドリンクの成分から、
飲みすぎが体に良くないのかを調査してみたいと思います。

アクエリアスを代表とするスポーツドリンクの成分

akueriasu nomisugi

なぜアクエリアスを始めスポーツドリンクの飲みすぎが良くないと言われるのか?

それについて考えてみましょう。

スポーツドリンクには砂糖が多い?

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スポーツドリンクは今の時代、沢山の種類が販売されていますが、スポーツドリンク飲みすぎが良くないと言われる要因の1つに砂糖の量が挙げられます。

 

これらのスポーツドリンクにはどのくらいの砂糖が含まれているのか?
代表的なスポーツ飲料を例に見てみましょう。

 

500ml当たりの砂糖の量はこんな感じです。

・アクエリアス        23.0g
・ポカリスウェット 33.5g
・ダカラ                   23.5g
・レモンウォーター 28.0g
・アミノサプリ        32.5g
・H2O                      19.0g

砂糖の量が一番多いのがポカリスウェット
一番少ないのはH2Oです。

 

砂糖をグラムで聞いてもわかりにくいという方は
コーヒーシュガーで例えるとわかり易いかもしれません。

こんな感じのやつです。

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細長いこの3gのコーヒーシュガーですとこのようになります。

 

アクエリアス        約8本分
ポカリスウェット 約11本分
ダカラ                   約8本分
レモンウォーター 約9本分
アミノサプリ        約11本分
H2O                      約6本分

いかがでしょう?
かなり多く含まれているように感じたのではないでしょうか?

 

ではなぜこんなにも砂糖を入れる必要があるのでしょうか?

スポーツドリンクに糖が入っている2つの理由

スポーツドリンクには沢山の糖質が含まれていることを説明しましたが、
「なんでこんなに砂糖を入れるの?」
と思うかもしれません。

 

その理由は2つあります。

それがこちらです。

 

  • 飲みやすい味にするため
  • ナトリウムと同時に取ると水分吸収の効率が上がるため

 

1つ目は単純です。飲みやすい味にするためです。

 

そしてもう1つの理由はナトリウムと糖質を同時に摂取することで、
腸管での水分吸収を促進することができるからです。

 

ブドウ糖は腸管内でナトリウムと同時にあると速やかに吸収されます。
それに引っ張られ水分も吸収されるため、水分吸収の効率が上がるといわれています。
単にブドウ糖だけ、ナトリウムだけより、両方を含んだ溶液の方が吸収が速いことが実験から明らかになっています。

 

スポーツ飲料に塩分と砂糖入っているのはそのためです。

 

したがって運動をして汗を大量にかき、
体内の水分が失われた時は
効率的に水分を吸収できるスポーツドリンクが効果的だといえます。

アクエリアスを飲みすぎてはいけない理由

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スポーツドリンクはナトリウムと糖質を含むことで
水分吸収の効率を上げるとお伝えしました。

 

たしかに運動時のスポーツドリンクは重要ですが、
飲みすぎには注意が必要です。

 

その理由は「糖化」です。

「糖化」は老化を早める

スポーツドリンクの成分から糖化について考えてみましょう。

 

アクエリアスやポカリスウェットなどには、
このような成分が含まれています。

ポカリスウェット

砂糖、ブドウ糖果糖液糖、果汁、食塩、酸味料、調味料(アミノ酸)など

アクエリアス

高果糖液糖、トレハロース、はちみつ、ローヤルゼリー、海藻エキス、クエン酸、アルギニン、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシンなど

どちらにも共通して含まれているのが果糖です。

 

果糖という言葉は聞きなれないと思いますが、
サツマイモやトウモロコシ、ジャガイモなどのデンプンを酵素で糖化した後、
その一部を別の酵素で異性化させたものです。

 

果糖は以下の4つに分類されています。

果糖の分類
  1. ブドウ糖果糖液糖
    果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が50%未満のもの。
  2. 果糖ブドウ糖液糖
    果糖含有率が50%以上90%未満のもの。
  3. 高果糖液糖
    果糖含有率が90%以上のもの。
  4. 砂糖混合異性化液糖
    上記の液糖に10%以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)

果糖の含有率によって名称が変わります。

 

ポカリスウェットはブドウ糖果糖なので含有率は50%未満です。
対してアクエリアスは高果糖液糖が90%以上のものです。

 

なぜ普通の砂糖ではなく、果糖を使うのでしょうか?

 

それは「コストが安い」からです。

 

これはスポーツドリンクだけでなく、
ジュースなどの清涼飲料水、ドレッシング、焼肉のタレなどあらゆる食品に含まれています。

 

果糖は食事や飲み物で体内に入ると、
消化酵素に分解されず、そのままの形で腸から吸収されます。

 

血液中に入ると、直接細胞の中に入り込みます。
したがって、通常のブドウ糖の10倍以上も糖化を早めてしまいます。

「糖化」による体への影響

糖化とはタンパク質や脂質が糖と結びつくことで、血液中に余分な糖があると体内のタンパク質や脂質と結びついて変形させ、AGEs(終末糖化産物)を作り出し、老化を早めてしまいます。

 

老化を早めるというのは具体的には以下のようなことです。

外見的影響
  • 肌の弾力を失う
  • 顔にシミ、くすみが出る
  • 髪のハリ、ツヤがなくなる
内面的影響
  • 動脈硬化のリスク増加
  • それによる心筋梗塞、脳梗塞
  • 腎機能の低下
  • 骨粗鬆症
  • ドライアイ、白内障、網膜症
  • アルツハイマー

体のあらゆる器官の細胞に糖が結びつくことでたくさんのリスクが生まれてしまいます。

 

普段なにげない飲食が何十年も積み重ねることであらゆる病気の引き金になってしまう可能性があります。

体に良い砂糖は存在しないのか?

砂糖自体あまり体に良いものではありません。

 

ですが、果糖のようなものより普通の砂糖の方が良いといったように比較的「マシ」なものはあります。

 

砂糖の質を決める要素はGI値ショ糖(ブドウ糖+果糖)です。
※GI値とは血糖値の上昇度を示す指数

それぞれの砂糖のGI値及びショ糖含有率はこちらの通りです。

GI値

白砂糖    109
グラニュー糖 110
三温糖    108
黒砂糖     99
ハチミツ    88

 

ショ糖含有率

白砂糖 約98%
グラニュー糖 約99%
三温糖 約95%
黒砂糖 約80~88%
ハチミツ 約 1~7%

 

これらの数値から考えると、
ハチミツが糖質の中では一番の中ではマシの部類に入ります。

 

ハチミツは体に良い糖質ともいわれており、体内に蓄積されずすぐエネルギーに利用されるため効率の良い糖質とされており、素早い疲労回復につながるため運動される方にお勧めです。
ハチミツに含まれる「麦芽糖」「オリゴ糖」は乳酸菌やビフィズス菌など腸内細菌のエサとなり善玉菌を増やすため腸内環境を整える働きもあります。

 

また、砂糖には虫歯の元となる「ショ糖」から成りますが、ハチミツの場合「ショ糖」は数&しか含まれないため虫歯になりにくいです。

最近ではマヌカハニーなどが人気ですが、喉の痛みや傷口の消毒など殺菌効果も期待できる万能薬として使っている国や地域も存在しています。

アクエリアスは粉で薄めて飲む方が良い

アクエリアスやポカリスウェットも、やはり糖質が多いことは間違いありません。
ですが運動をしていれば糖質とナトリウムは摂取した方が良いです。

 

その点から考えると、薄めて飲むことをオススメします。
スーパーには、ペットボトルだけでなく、で販売されているタイプのアクエリアスやポカリスウェットもあります。

 

それに水を加えて薄めて飲む方が糖質の過剰摂取を抑えることができます。
ぜひ試してみてください。

アクエリアスの飲みすぎ まとめ

アクエリアスをはじめ、暑い時期には欠かせないスポーツドリンク。

ですが、飲みすぎには注意が必要です。

糖質が多いので少し水で薄めて飲むなどをオススメします。

 

今回は以上です。